「あんな痛い目は無理」小池百合子知事に響いた声、無痛分娩に助成へ
小池百合子知事が6日、朝日新聞のインタビューに応じた。昨夏の知事選で公約に掲げた無痛分娩(ぶんべん)の費用助成について、「子育てをしたいと希望を持つ方がその思いを実現するようにサポートしていく」と話し、新年度からの導入に意欲を示した。 【写真】インタビューに答える小池百合子・東京都知事=2025年1月6日午後3時49分、東京都庁、太田原奈都乃撮影 「女性の職員と話したときに、『あんな痛い目にあうなら2人目は無理です』という声を聞いた」。小池氏は無痛分娩の支援に着目したきっかけを振り返り、新年度予算で費用助成を組み込む考えを示した。都関係者によると、助成の対象は、都内の医療機関で無痛分娩をする都内在住の妊婦とすることが想定されている。小池氏は導入にあたり、麻酔科医の確保といった課題も指摘し、助成額や条件については「今後検討していく」と述べた。
朝日新聞社