「何度も『子どもを産んでほしい』と迫られた」「ズボンを脱いで…」イーロン・マスク、従業員へのセクハラで告発される
「億万長者のイーロン・マスクは自身の会社スペースXの複数の女性従業員に対して執拗に迫った」と、『ウォール・ストリート・ジャーナル』が6月11日(火)に報じた。 【写真】イーロン・マスク、幼い息子「Xくん」を連れてカンファレンスに登壇! ここ数十年の間に、イーロン・マスクは11人以上の子どもをもうけた: 2002年にネヴァダ(死去)、2004年に双子のグリフィンとヴィヴィアン、2006年に三つ子のカイ、サクソン、ダミアン、2020年にX→A-12、2021年に代理母との間に生まれたエクサ・ダーク・シデレル、そして2021年に同僚のシボン・ジリスとの間に生まれた双子である。それでも尚、億万長者のイーロン・マスクは別の従業員にも子づくりすることを提案したようだ。実業家である彼は、「IQの高い人々が出生率の低下と戦うためにもっと子どもを作るべきだ」と発言したことで知られている。『ウォール・ストリート・ジャーナル』が6月11日に発表した調査結果によれば、女性は「イーロン・マスクから何度も子どもを産んでほしいと頼まれた」と断言している。 彼女がそれを拒否した後、状況は急速に悪化し、経営者と従業員の間に緊張が生じたようだ。イーロン・マスクは彼女の昇給を拒否したと言われており、彼女は100万ドル(約1億5千万円)を手にして退社した。しかし、イーロン・マスクから言い寄られたのは彼女だけではない。ジャーナリストのジョー・パラッツォロとカディジャ・サフダルによる記事によると、元従業員と現従業員の約40人に取材した結果、スペースXの創設者と直接働いた複数の女性が彼をセクハラで告発している。
シチリア島のホテル
そのうちのひとりがイーロン・マスクと出会ったのは2010年代のことだった。彼女は当時学生で、スペースX社でのインターンシップを終えたばかりだった。当時、彼女は会社を改善するためのいくつかのアイデアをイーロン・マスクに提出した。ふたりはロマンチックなデートで再会したと伝えられている。ふたりは意気投合し、映画『スター・ウォーズ』への情熱を語り合い、キスをし、性的関係を持った(現在、彼女の弁護士はこの主張を否定している)。その1年後、イーロン・マスクは彼女を会議に出席していたシチリア島のホテルに招待した。 しかし、元学生の彼女は、20歳年上の億万長者との関係を早々に終わらせた。それでも尚、ふたりは友人関係を保ち続けた。2017年、イーロン・マスクはスペースXでのフルタイムの仕事をオファーするために彼女に再び接触し、彼女はそれを受け入れた。また、イーロン・マスクは入社前に彼女と親密な関係を取り戻そうとしたとも報じられた。「イーロンは私が就任する前によりを戻そうとしましたが、私は彼の誘いをはねのけました」と彼女は『ウォール・ストリート・ジャーナル』に語った。「彼は最初少しぎこちなかったけれど、それは普通だと思う。私は彼を拒否したのだから。」 カリフォルニアに到着後、イーロン・マスクは彼女を飲みに誘った。彼女によれば、その後、彼は彼女の胸を触りながら、「ああ、俺ってひどい。こんなことはするべきじゃない」と言ったという。また、イーロン・マスクは彼女に何度も深夜のお誘いメッセージを送った。彼女は時折これに応じたが、後ろめたい意図はなく、彼が女優タルーラ・ライリーとの離婚やテスラでの困難に直面している時期に支えた。しかし、彼女は2017年から2019年までの間にイーロン・マスクと「ロマンチックな関係」を持ったことはないと主張している。