「何度も『子どもを産んでほしい』と迫られた」「ズボンを脱いで…」イーロン・マスク、従業員へのセクハラで告発される
不和のメール
スペースXを辞めた頃、イーロン・マスクは彼女を高級住宅街ベルエアにある自宅に飲みに招待したと報じられている。ふたりは性的関係を持ち、同年の12月に再び会ったとされている。彼女はふたりの関係が深まっていると信じていたが、すぐに幻滅したという。その後、イーロン・マスクは、ハッキングを恐れ、受信トレイの中身を削除するように彼女に求めた。また、イーロン・マスクは彼女との夕食を断り、タルラ・ライリーとの離婚手続き中であるため、会えないと主張した。 その従業員は最終的にスペースXを辞め、8万5千ドル(約1300万円)の手当を受け取り、イーロン・マスクを訴えないことを約束する合意書に署名した。後に、イーロン・マスクは彼女が「当時妻との別居中で脆弱な状態にあったときに言い寄ってきた」と主張している。さらに、この億万長者は、彼らが親密になったのは「彼女が退職した後だけだった」とも主張している。しかし、2015年1月10日、彼女が退職する2日前に、イーロン・マスクから彼女に対し、「飲みに行こうか?」というメッセージが届いていた。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)