“安田瓦”でアツアツのハンバーグ!阿賀野市の新たな名物へ地元産にこだわったランチプレート
NST新潟総合テレビ
全国に誇る新潟のグルメ。今回は阿賀野市の特産品“安田瓦”を活用することで、よりジューシーにおいしくいただけるハンバーグをご紹介します! 阿賀野市にある瓦テラスで10月から提供されているのが、肉汁がこれでもかと言うほどあふれるハンバーグです。 中のチーズはとろけ、見るからにアツアツの様子… 【長谷川珠子アナウンサー】 「大きなハンバーグをジューシーに焼くのは、阿賀野市の特産安田瓦です」 ハンバーグの下にあるのは安田瓦とブロックを掛け合わせた「ブロッカ」という瓦。直火で熱して、ハンバーグの表面を焼いています。 【長谷川珠子アナウンサー】 「肉汁がすごく甘いです。瓦でジューシーに焼くことでチーズが少し焦げるので、より香ばしくなってお肉の甘みを引き立てています」 ハンバーグには「あがの姫牛」と「純白のビアンカ」の合い挽き肉を使用。 【瓦テラス 水戸部央さん】 「姫牛は赤みに味があっておいしい。ビアンカは脂がおいしい」 フライパンとオーブンで中まで火を通したら、安田瓦で最後の仕上げを行います。通常の安田瓦は直火だと割れてしまいますが、厚みのあるブロッカなら大丈夫! 【瓦テラス 水戸部央さん】 「これだ!と思った。保温性が抜群で、食事して(厨房に)下がってきた時もまだ温かかったりする」 また、野菜などの食材も全て阿賀野市産のものを使用。 【瓦テラス 水戸部央さん】 「瓦ロードから盛り上げていきたいと、瓦のプレートだったり、地元の道具や食材を使って作っている」 食材だけにとどまらず、コメを炊く道具も地元産にこだわっています。 【瓦テラス 水戸部央さん】 「幻の蒸しかまどです」
製造しているのは阿賀野市で150年の歴史がある小田製陶所。 【小田製陶所 小田正雄 社長】 「陶器でできている、昔ながらの蒸しかまど」 昭和初期に使われていた蒸しかまどを70年ぶりに復活させました。 【小田製陶所 小田正雄 社長】 「陶器製なので、無駄な水蒸気をある程度、陶器で吸収する。ご飯が立ってすごくおいしい炊きあがり」 製造しているのは全国でも小田製陶所のみと、まさに幻の蒸しかまど。 【長谷川珠子アナウンサー】 「粒ダチがしっかりとしています。もっちり感が通常の炊飯器で炊くよりあります」 先人たちの知恵が今に生きる新たなランチプレートです。 【瓦テラス 水戸部央さん】 「この瓦ランチプレートを通して、阿賀野市が一体になって盛り上げていけたら」 阿賀野市の焼き物文化と食文化が手を取り合って新しい風を吹かせます。
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