吉川喜継がインから押し切って多摩川初優勝/ボートレース多摩川
ボートレース多摩川の「第19回日刊ゲンダイ杯」は21日が最終日。準優1枠トリオから優出できたのは吉川喜継だけで、予選道中でも波乱が目立つシリーズとなっていた。 初日の多摩川選抜メンバーからは吉川、石川真二が優出。B1級ながら伏兵ぶりを発揮した金山立樹、須藤隆雄、上野秀和も奮闘を見せて、特に須藤は約4年ぶりの優出となった。 優勝戦のスタート展示では1245カド36の並びだったが、本番は須藤が引いて124カド536。イン吉川と2コース山本修一がコンマ09のトップスタートを踏み込むも、スリット後に伸びたカド須藤が内を締め込みにかかる。1マーク先マイした吉川のターンが漏れたこともあって須藤のまくり差しが入ったかと思われたが、バックで後続を突き放した吉川が1着でゴール。2着は須藤。3着には1Mで叩かれながらも差し残した石川が粘った。2連単1-5は2,030円6番人気、3連単1-5-4は7,730円26番人気。 吉川は通算15回目、当地は4回目の優出で初Vとなった。
マクール