【40代に聞いた】水道水がおいしいと思う「都道府県」ランキング! 2位は「熊本県」、1位は?
日本には、水道水がおいしいと評判の都道府県がいくつかあります。雄大な山々に育まれた清らかな水源や、徹底した水質管理など、その理由は地域ごとにさまざまです。そのなかでも、とくにおいしいとされている都道府県はどこなのでしょうか? 【画像:ランキング35位~1位を見る】 そこで、ねとらぼでは2024年8月25日~9月1日にかけて、「水道水がおいしいと思う都道府県は?」というアンケートを実施しました。 本記事では投票いただいたなかから、「40代」と回答した人の220票をもとにした結果を紹介します。どの都道府県が上位にランクインしているのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
●第2位:熊本県
第2位は、得票率8.6%の「熊本県」でした。 九州地方に位置する熊本県は、1000カ所以上の湧水に恵まれた、水資源の宝庫です。「昭和の名水百選」「平成の名水百選」に富山県と並ぶ、全国最多の合計8カ所が選出されているほか、優れた景勝や地域の保全に守られている湧水源を「熊本県平成の名水」として独自に認定しています。 水道水源における地下水の占める割合は、全国平均が約20%であるのに対し、熊本県は豊富な地下水に恵まれているため、約80%を記録。なかでも県庁所在地の熊本市では、水道水の100%を地下水でまかなっています。健康を保つために必要なカルシウムやカリウムなどのミネラル成分が、バランス良く含まれているところも魅力です。
●第1位:富山県
第1位は、得票率10.0%の「富山県」でした。 中部地方に位置する富山県は、雄大な立山連峰に積もった雪や、県土の約67%を占める豊かな森林など、全国有数の水環境を有しています。山に降り積もった雪が雪解け水となり、さまざまな天然のフィルターを通過するため、良質な地下水が豊富にあるところがポイントです。 県内には「昭和の名水百選」「平成の名水百選」に選出された水源が合計8カ所あり、熊本県と並んで全国最多。清らかな水に恵まれた富山県は「水の王国とやま」と呼ばれていて、「蛇口をひねればいつでもおいしい水道水が飲める」といわれています。また、豊富な栄養分を含んだ地下水は、海底からも湧き出していて、富山湾の生態系にも好影響を与えています。
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