【からつボート(モーニング)一般】畑田汰一「来年は自力でSGの権利を取りたい」
<13日・からつボート・4日目> 埼玉の次世代エース候補が、さらなる飛躍を目指す。畑田汰一の準進戦は2コース戦。「差さる見え方だったけど…」と1周1Mは引き波を越えることができず、BSで外に流れて苦しい位置に。それでも2Mで自慢の好旋回を繰り出し挽回。何とか3着は確保した。 仕上がりは「悪くはなかった」と振り返ったが、波を越えられなかった分、心なしか不満顔。ただ、「舟足は好みの感じです。出足型で中堅上位はあると思います」とまずまずの評価を下した。 今年はトップルーキーの看板を背負った。強敵ぞろいの記念で戦う機会も増えたが、「上の舞台はレベルが違います」とそのすごさを肌で感じている様子。それでも、「もっと強くなって、来年は自力でSGの権利を取りたい」。SG初出場という明確な目標ができた。 今年は今節を含めて残り2節。その目標に向かって気持ちよく新年のスタートを切るためにも結果が欲しい。「どうにか突破できるように」。3枠から臨む準優をクリアし、まずはファイナルの切符をつかみ取る。