【まるがめボート G1京極賞9日開幕】峰竜太が主役 ファンの声援“1番人気” 毒島、池田も脅威
ボートレースまるがめの開設72周年記念競走「G1京極賞」が9日、開幕する。主役を務めるのは25年前期適用勝率でトップの数字をマークした峰竜太だ。 当地前回戦の8月SGボートレースメモリアルではワースト機を引いたが、すぐさま整備に着手して、ドリーム戦を快勝。準優1号艇でインを奪われ、優出はならなかったが、エンジン抽選後の表情を加味すれば、主役としての存在感は十分に示した。公開勝利者インタビューでの声援も“1番人気”だった。 当地でSG初制覇を飾っている毒島誠、池田浩二も峰とともにV候補筆頭格に名を連ねる。毒島は前回のメモリアルこそ予選落ちしたが、当地での実績は抜群。名うてのまるがめ巧者だ。池田は前回メモリアルでも優出したように当地での安定感はピカイチだ。 晩秋のG1とあってグランプリ出場へ向けた賞金ランクもモチベーションに大きく関わってくる。上位陣は2位毒島、5位峰、6位平本真之、7位菊地孝平、8位関浩哉、9位池田、17位瓜生正義、18位丸野一樹、19位佐藤翼、20位森高一真、23位片岡雅裕、24位吉田拡郎となっている。 地元勢では森高と片岡の“勝負駆け”に期待が高まる。森高はメモリアルでは優出こそならなかったが、準優で峰からインを奪ったシーンはファンの興奮を呼んだ。片岡も地元の主役としてファイナルに駒を進めたように、ここ一番の勝負強さは際立っている。