実はポケキャビ…ミズノがまた凄いアイアン作ってきた「JPX 925 FORGED」
「JPX925シリーズ」は、ニッケルクロムモリブデン鋼精密鋳造の「HOT METALシリーズ」(3機種)と鍛造タイプの「JPX925 FORGED」がラインアップ。今回紹介するのは後者のフォージドモデル。歴代「JPX FORGED」は女子ツアーでも人気が高いアスリートライクなアイアン。今作はどのような進化を遂げたのか。その打感、弾道、特徴をアスリートゴルファーのコウタロウ(ドライバーでHS50m/s)とベテランゴルファーのシオさん(同HS40m/s)がチェック。詳しい性能はギア知識が豊富なミタさんが解説する。
前作はミズノ史上最高の反発性能だったが…新構造でさらに更新!
【ミタさん】 「JPXフォージド」の新作「JPX925 FORGED」です。 【シオさん】 シンプルでカッコイイデザインですね。いかにもミズノらしい。 【コウタロウ】 形状としてはハーフキャビティのカテゴリーですか? 【ミタさん】 そう見えますが、実はフルポケットキャビティです。(※5Iから7Iまで)
【シオさん】 これがポケキャビ!? 【ミタさん】 今作から構造を一新しています。高強度クロムモリブデン鋼素材のフェースに、ステンレススチールのボディを組み合わせていて、バックフェースの構造としてポケットキャビティになっています。だからミスヒットにも強い。 【コウタロウ】 内部がスゴイことになっていたんですね。
【シオさん】 前作「JPX923 FORGED」ではたしかミズノの鍛造アイアン史上最高の反発性能と謳っていましたが…。 【ミタさん】 しっかり更新しました。今作の「JPX925フォージド」が史上最高です。 【コウタロウ】 どうやって更新したんですか? 【ミタさん】 フェースの素材は前作と同じです。ただし、細部まで徹底的に薄さを追求したコンターエリプスフェース設計を採用したことで、フェースの最薄部分を拡大してたわみやすくなった。それが反発性能を上げることにつながっています。