【全日本大学駅伝】青学大は3位…国学院大とのアンカー決戦に敗れ駒大に抜かれる
◇全日本大学駅伝(2024年11月3日 熱田神宮~伊勢神宮の8区間106・8キロ) 青学大は国学院大とのアンカー決戦に敗れ、6年ぶりの優勝を逃した。終盤には駒大にも抜かれて3位に終わった。 原監督は恒例の作戦名について「イーゴ大作戦」と発表。今月16日に青学大創立150周年となることから、「(大学の)マスコットはイーゴくん。イーグル、鷲のように高く飛び、疲れない。そんな走りを伊勢路で見せたい。イーグルのごとく高く強く羽ばたいて、良いゴールを目指したい」と説明していたが、あと一歩及ばなかった。 1区の野村昭夢(4年)がトップと3秒差の4位と好発進すると、2区の鶴川正也(4年)が区間賞の力走で首位に浮上。大学駅伝デビューとなった3区の折田壮太(1年)も力走し、2位との差を開いた。 4区は当日変更で入った黒田朝日(3年)が33分3秒の区間新記録をマーク。国学院大に1分27秒差をつけたが、5区と6区で急追され、6区終了時点ではわずか4秒差となった。 7区は当日変更で入った太田蒼生(4年)が激走。国学院大の平林清澄(4年)に終盤に前に出られたが、抜き返して4秒差で最終8区へ。塩出翔太(3年)がライバルに屈し、日本一には届かなかった。 原監督は来年1月2、3日の箱根について「十分、チャンスはある。駒沢、国学院、青山学院が終盤までもつれる」とし、「ピクニックランで勝つという展開じゃなく、復路も8~10区あたりもしのぎを削りながら展開するというふうに思いますね」と話した。