「いつかは恩返し」菅野智之が巨人への思いを告白 来季メジャー挑戦に「考えるだけでもわくわく」
プロ野球・巨人からMLBのオリオールズへ移籍が決まった菅野智之投手が26日、現在の思いを語りました。 【画像】オリオールズの帽子を手に笑顔の菅野智之投手 菅野投手は「第25回ゴールデンスピリット賞」の表彰式にリモートで出席。10年以上にわたる寄付支援やPR活動への協力など、多方面での継続的なサポートに取り組み、その功績が表彰されました。 2023年菅野投手はオープン戦で右ひじの張りを訴え降板。自身ワーストとなる4勝(8敗)を記録する苦しいシーズンとなりました。「昨シーズンはすごく悔しかったですし、開幕のメンバーに入れなかったというのは、自分の野球人生で味わったことがないような屈辱でした」と語りました。 それでも今季は小林誠司選手とのコンビで最多勝と最高勝率のタイトルを獲得しリーグ優勝に大きく貢献。「シーズンの途中から小林と『楽しくやろう』と2人の合い言葉で1年間通してできたのでそこは良かった」と振り返りました。 退団する巨人について聞かれると「僕の憧れでしたし、巨人で12年間プレーできたのは僕の財産です。まだ野球を辞めるわけではないのでいつかは巨人に帰ってきて恩返しができればいいなと思っています」と感謝の思いを語りました。 来季からプレーをするオリオールズについて「早めに契約が決まってほっとしていますし、若手主体の強いチームに必要とされてうれしい気持ちでいっぱいです」とコメント。 現在35歳、この年齢での挑戦について「この年で新しいことに挑戦できるというのはそんなに無いと思いますし、初めてなことばかりでとにかく毎日が勉強だと思っているので、新しい環境でいろいろなものを吸収できるようにと、考えるだけでもわくわくするのでそれを力に変えて1年間やっていきたい」と意気込みました。