あいおいニッセイ同和損保、電通総研の「POSITIVE」で人事・給与システムを刷新
あいおいニッセイ同和損害保険(あいおいニッセイ同和損保)は、統合HCM(人的資本管理)ソリューション「POSITIVE」を次期人事・給与システムとして採用した。同サービスを提供する電通総研が発表した。 POSITIVEは、人事・給与業務に必要な機能や法令順守に必要な処理を標準機能として搭載している。基幹人事システムの主要機能である人事・給与・就業管理、ワークフローに加え、タレントマネジメントやモバイル対応など広範な機能を網羅。また、大手・中堅企業向けパッケージとして、人事シェアードサービスの基盤システムにも多く採用されているという。 あいおいニッセイ同和損保はPOSITIVEについて、現在の業務プロセスを改善し、同社の人事業務全体の効率化・最適化を進められることを評価した。また、POSITIVEの標準機能の活用により、システムの安定性と保守性が向上し、将来的な拡張や制度変更にも柔軟に対応できるようになる点も評価している。 同社の従来の人事給与システムは、カスタマイズを多用しており、業務プロセスが複雑化し、システム改修への負荷が増大していた。これらの課題を解決するため、人事給与システムの刷新を決定し、今回の導入に至ったという。同社の約1万8000人の従業員を対象に、2026年10月に同サービスを稼働する予定だ。