【陸上】日本選手権35km競歩に川野将虎、髙橋和生、野田明宏、園田世玲奈らがエントリー 20km競歩には山西、濱西/全日本高畠競歩
日本陸連は10月7日、第108回日本選手権35km競歩を兼ねた第61回全日本高畠競歩(10月27日)のエントリー選手を発表し、男子35kmにはパリ五輪代表の川野将虎(旭化成)、髙橋和生(ADワークスグループ)が登録された。 全日本高畠競歩エントリー選手をチェック! 今大会は来年の東京世界選手権の代表選考レースとなっており、23年ブダペスト世界選手権銅メダリストの川野を筆頭に、日本記録保持者でブダペスト6位入賞の野田明宏(自衛隊体育学校)、ロンドン世界選手権50km競歩5位の丸尾知司(愛知製鋼)と世界大会入賞経験者が顔を揃える。 また、パリ五輪男女混合競歩リレーに出場した髙橋も参戦するほか、勝木隼人(自衛隊体育学校)、諏方元郁(愛知製鋼)、萬壽春輝(自衛隊体育学校)、村山裕太郎(富士通)と国際大会を経験してきた精鋭がわずか3枚の代表切符を目指してしのぎを削りそうだ。オープン参加として東京五輪50km競歩銅メダルのE.ダンフィー(カナダ)も出場を予定している。 女子35km競歩はブダペスト7位入賞の園田世玲奈(NTN)と世界選手権代表の渕瀬真寿美(建装工業)がエントリー。河添香織(自衛隊体育学校)、内藤未唯(神奈川大)といった実力者もエントリーした。 男女35km競歩は今大会で優勝し、派遣設定記録(男子:2時間26分00秒/女子:2時間45分00秒)を突破すれば、世界選手権代表に即時内定。敗れたとしても3位以内に入れば、有力候補となる。 このほか、20km競歩も実施され、男子はオレゴン世界選手権金メダルの山西利和(愛知製鋼)、同8位の住所大翔(富士通)、パリ五輪代表の濱西諒(サンベルク)ス)、女子もブダペスト代表の梅野倖子(順大)が名を連ねた。 全日本高畠競歩は10月27日に山形県高畠町で開催。35kmは8時00分、男子20kmは10時40分、女子20kmは11時00分にスタートする。
月陸編集部