日本で唯一「ミスド」が作れる施設がリニューアル、ニッチな新エリアが誕生
週末はオープン前に約50人が列をつくる人気の体験型施設「ミスドミュージアム」(大阪府吹田市)が、3月16日にリニューアルオープンした。 【写真】今回オープンした「新エリア」 ◆ 「ミスドミュージアム」って? 「ミスタードーナツ」の運営元である「ダスキン」創業の地に同施設がオープンしたのは、2015年10月。施設内ではドーナツの歴史を学べる展示コーナーのほか、エントランスを入ってすぐの場所ではドーナツボールにトッピングをできる体験(200円/当日受付)や、生地からドーナツ作りが楽しめる「ミスドキッチン」(ペアで1200円/事前予約)があり、これまで40万人以上が訪れた人気施設になっている。 ◆ 新エリアには、1800種のドーナツがずらり そんな展示スペースに今回新しく誕生したのが、これまで販売されてきた1800種以上のドーナツを紹介する「ドーナツの森」。 タッチパネルで年代別にドーナツが検索できるほか、代表的なドーナツから「こんなドーナツあった!?」というものまで127種類が、壁面いっぱいにまるで木の実のように飾られている。商品画像には二次元コードがあり、スマホで読み取ると発売日や商品説明が表示される仕組みだ。 「『ドーナツの森』はミスドミュージアムにご来館された方に、おいしい思い出を呼びおこしていただくことをテーマにつくりました。これまで送り出した1800種以上のドーナツとパイは、お客さまの思い出と記憶に残る商品に成長させていただいたことが誇りでもあり宝です。その想いを具現化したドーナツの森の世界観を楽しんでいただきたい」と、広報担当者は新エリアに期待を込める。 ◆ 予約が取れない「ミスドキッチン」に朗報 ちなみに、SNSでなかなか予約が取れず嘆く声も聞かれるドーナツ手作り体験「ミスドキッチン」は、2023年8月16日から抽選に変更されている(以前は先着順)ので、諦めていた人もチャンレンジしてみては。 「ミスドミュージアム」は、大阪メトロ御堂筋線/北大阪急行「江坂駅」から徒歩10分。営業時間は朝10時から夕方4時(入館は3時半まで)。入館無料。 取材・文・写真/太田浩子