「チャイの容器を窓から投げる」実はエコな行動!? インドの旅の思い出を、青木さやかが語る
長い待ち時間を経て…美しいダイヤモンドダスト
続いて青木は、番組の企画でダイヤモンドダストを見るためにスウェーデンにいったときの思い出を振り返った。 青木:ダイヤモンドダストって、氷点下何度までにならないとなかなか出てこないので、ずっと雪の上に座りながら空を見ていたんです。ダイヤモンドダスト待ち。それが何十時間も続いたんですけど、そのとき空しか見るものがなくてずっと見ていたら、満天の星空に流れ星がサーッと落ちていくんですよね。氷点下のなかですから空気はすごく澄んでますし、その風景とそのときの温度をすごくよく覚えていますね。 葉加瀬:きれいだよね。 青木:なにもすることがない待ち時間というのがよかったんだと思います。 葉加瀬:空の光、月の光というのがこんなに明るいんだってビックリするよね。あれを見たときに「東京で星は見られないなあ」と思っちゃいますよね。 青木:本当にたまに1つぐらいですよね、星がきれいに見えているなと思えるのは。 葉加瀬:東京ではね。夕方に金星がちょいと見えるぐらいじゃないですかね。満天の星空を見るとたまらないですね。 青木:もう1回、ダイヤモンドダストを見に行きたいです。 葉加瀬:それはダイヤモンドダストを見るということだけだから、スウェーデンの街はあまり経験しなかったんですか? 青木:犬ぞりに乗ったりとかですね。あとはアイスホテルでロケしたりお茶飲んだりしました。アイスホテルって全部氷でできたホテルで、一室一室デザイナーさんが違うんですよ。こんなに素敵な……まあ寒すぎますけど(笑)、ホテルで彫刻を見ているような感覚ですかね。バーにも行ったんですけど、机も全部氷でできていますし、もちろん飲むグラスも氷でできていて。入っている丸い氷もその場で作って、氷のグラスに氷が入った冷たいカクテルかなんかをいただきまして、すごくいい経験でした。そこに寝袋で泊ることもできるんですよね。 葉加瀬:ダウンを着て寝袋をかぶってやっと寝られるということだよね。外よりはきっと温かいだろうけど、言っても壁も全部氷ですからね。でも面白い企画でしたね。西麻布にアイスバーあったよね? いまはもうやってないか。何度か行きました。すごく気持ちいいよね。 青木:寒かったですか? 葉加瀬:寒いです。入り口で貸してくれるダウンを着て入って、氷のなかでみんなで遊ぶというのがありました。 青木:最近はあまり見ませんけど、愛知県にはペンギンバーというのがあって。 葉加瀬:名古屋ね。あるね。 青木:いまもあるんですかね。ただペンギンが動かず突っ立っているという感じのバーで(笑)。 葉加瀬:行ったことあるよ。 青木:私も何度か行きました。 葉加瀬:壁一面が水槽になっていて、ペンギンがあんまり動かないんだよな(笑)。 青木:全然動かない(笑)。 葉加瀬:フラミンゴを見ながら飲む飯屋もあるよ。どこだっけな。それも面白いんだよな。 青木:動くんですか? 葉加瀬:なかなか動かない(笑)。 青木:なかなか動かないものじゃないと、できないのかもしれませんね。