ファンが選ぶ「パ・リーグMVP]選手、キューバの怪腕、ソフトバンク主砲を抑えて1位に輝いたのは!?
2024年のプロ野球は、DeNAベイスターズがセ・リーグ3位からの下剋上優勝を達成し幕を閉じた。レギュラーシーズンでは、終始圧倒的な強さを見せつけたソフトバンクホークス、中盤の拮抗した首位争いから抜け出した読売ジャイアンツの2チームが、それぞれ4年ぶりのリーグ優勝を果たした結果となった。 【一覧】24日までの戦力外・引退・移籍情報 今回、『高校野球ドットコム』では、今月下旬に発表されるパ・リーグMVP候補のアンケートを実施。小久保監督体制1年目で、見事パ・リーグ王者に返り咲いたソフトバンクホークスから、選手をピックアップし、投票を実施。ファンの皆様の声をもとに、MVP候補選手を紹介していく。 第3位 モイネロ投手 9.6% 第3位には、最優秀防御率のタイトルを獲得したモイネロ投手が選出された。2023シーズンまでは主に中継ぎとして活躍していたモイネロ投手。先発転向1年目となった今シーズンでは11勝5敗、防御率1.88を記録。同チームでは有原投手の14勝に次ぐ2位の11勝をマークした。150キロ越えの剛速球に加え、魔球レベルのカーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を駆使する圧倒的な投手スペック。さらにヒーローインタビューなどのパフォーマンスでもファンを魅了した。 第2位 山川 穂高選手 24.2% 第2位には山川 穂高内野手(中部商―富士大)がランクイン。FAで今年からソフトバンクホークスに加入した山川選手。加入1年目ながら、「最強打線」の主砲としてチームを牽引した。今シーズンは、34本塁打、99打点で、最多本塁打と最多打点のタイトル2冠に輝いた。本塁打数では、同リーグ2位のレイエス選手(日本ハム)の25本に、9本という大きな差をつけた。「投高打低」が謳われるシーズンで主砲としての仕事を全うし、「どすこいパフォーマンス」でファンの心を掴んだ。 第1位 近藤 健介選手 57.3% 第1位には、57.3%とファンから圧倒的な支持を得た近藤 健介外野手(横浜)が選ばれた。昨年、パ・リーグ最多本塁打と最多打点の個人タイトル2冠王に輝き、新たなソフトバンクの顔として存在感を放った近藤選手。打率.314、出塁率.439の成績で、自身初となる首位打者と、2年連続4度目となる最高出塁率のタイトルを獲得。上記タイトル以外にも、リーグ6位の19本塁打、リーグ4位の72打点を記録し、打撃でチームを牽引。怪我での離脱はあったものの、シーズンで終始、不動の主軸としてMVP級の活躍をしてきたことは間違いない。 文章=高校野球ドットコムインターン生・供田 昂大