【パ・ベストナイン】3部門で投票大激戦 捕手は初選出・佐藤都と甲斐が9票差 有原は伊藤に11票差で初
セ、パ両リーグは25日、ベストナインを発表。全国の新聞、通信、放送各社に所属し、プロ野球取材経験5年以上の記者投票により選出された。球団別では、パ・リーグを4年ぶりに制したソフトバンクが最多の6人、続いてセ・リーグを4年ぶりに制した巨人とヤクルトから各3人。一方、セ・リーグは広島、パ・リーグは昨年最多5人が選出されたオリックスと、2年連続となる西武の2球団が選出なしとなった。 【写真】【一覧】初選出は13人、ソフトバンクが最多の6選手…2024年セ・パのベストナイン選出選手 パ・リーグの最多得票は三塁手部門の栗原陵矢(ソフトバンク)で257票(有効票数259)、続いて一塁手部門の山川穂高(ソフトバンク)の256票(同)だった。 僅差の選出(有効票数259)となったのは投手部門と捕手部門、そして3選手が選ばれる外野手部門。外野手3人目の周東佑京(ソフトバンク)が144票で初選出となり、次点の万波中正(日本ハム)は141票とわずか3票差だった。捕手部門は、初選出の佐藤都志也(ロッテ)が121票、次点の甲斐拓也(ソフトバンク)は112票とその差わずか9票。投手部門では初受賞した有原航平(ソフトバンク)が96票、次点の伊藤大海(日本ハム)が85票と11票差。3位のモイネロ(ソフトバンク)も75票と3投手による大接戦となった。 パ・リーグの選出選手10人は以下の通り。 【パ・リーグ】 ◆投 手 有原 航平(ソフトバンク)8年目で初 ◆捕 手 佐藤都志也(ロッテ)5年目で初 ◆一塁手 山川 穂高(ソフトバンク)2年ぶり4度目 ◆二塁手 小深田大翔(楽天)5年目で初 ◆三塁手 栗原 陵矢(ソフトバンク)10年目で初 ◆遊撃手 今宮 健太(ソフトバンク)2年ぶり4度目 ◆外野手 辰己 涼介(楽天)6年目で初 近藤 健介(ソフトバンク)2年連続3度目(DHで2回) 周東 佑京(ソフトバンク)6年目(育成含め7年目)で初 ◆D H レイエス (日本ハム)1年目で初