大ぶり牡蠣がどっさり!山本屋本店の冬季限定味噌煮込うどんを堪能
本格的に寒くなり、温かい食べ物が恋しくなってきました。鍋物もいいですがこの季節さらに美味しさを増すのが海鮮。冬の味覚の代表である牡蠣を使用した山本屋本店の季節限定のメニューがあると聞いて伺ってきました。
オフィスビルの1階にある和モダンな雰囲気漂う「山本屋本店 広小路伏見店」
今回伺ったのは名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線の伏見駅8番出口から徒歩3分のところにある「山本屋本店 広小路伏見店」。 オフィスビルの1階にあり、どことなくモダンな印象。入り口の扉を開けた瞬間から上品な出汁の香りがふわっと漂い、食欲をかき立てます。 店内も白と黒を基調にしたシンプルでモダンな雰囲気。天井も高く開放感があります。 山本屋本店といえば味噌煮込うどんですが、一品料理も充実しています。こちらの広小路伏見店はオフィス街にあり、仕事帰りにお酒を楽しむお客さんも少なくないのだとか。
プリップリの牡蠣が5つも入った贅沢な冬季限定味噌煮込うどん
山本屋本店の味噌煮込うどんは土鍋に蓋をして提供するスタイル。さっそく蓋を取り、味噌煮込うどんとご対面。 「牡蠣入り味噌煮込うどん 2,508円(税込)」。 蓋を取った瞬間に立ち上る出汁の芳醇な香り。なんだか幸せな気持ちになります。山本屋本店にはかつお節専門の職人がいるそうで、その日の気温・湿度やかつお節の状態を計算して出汁を作っているのだそう。 牡蠣は南三陸から直送の大ぶりで身がぎっしり詰まったものを使用。レンゲからはみ出るほどの大きさです。身は火の通りが絶妙で、プリッとした食感と口の中にじわっと広がる磯の香りを楽しめます。貝柱はグッと歯応えがあり、噛むほどに凝縮された旨みが溢れ出ます。これが5つも入っているなんて、贅沢ですね。 そして山本屋本店の味噌煮込うどんと言えば、この麺。厳選した小麦と水のみを使用し熟練の職人によって作られます。讃岐うどんとは違う独特のコシの強さと小麦の味わいがしっかりと感じられ、濃いめの出汁にも負けない美味しさ。まさに味噌煮込うどんでしか味わうことのできない麺といっても過言ではないでしょう。 よく土鍋の蓋には蒸気を逃がすための穴がありますが、山本屋本店で使用するものには穴がありません。これは蓋をひっくり返して取り皿の代わりに使用するためで、山本屋本店公式HPによれば「合理的なことを好む名古屋人の作法」だそう。たしかに洗い物が少なくなるだけではなく、蓋が蒸気で温まっているためうどんを取り分けても、冷めにくいという点はまさに合理的な考え。