会見するヤンキース・ブーン監督（AP）

＜ワールドシリー：ドジャース－ヤンキース＞◇第1戦◇25日（日本時間26日）◇ドジャースタジアム 【写真】大谷翔平、初のワールドシリーズにブラウンのジャケットで球場入り 　ヤンキースのアーロン・ブーン監督がワールドシリーズ第1戦の前に会見を行い、大谷翔平投手（30）を筆頭とするドジャースの上位打線に対しての投手起用に言及した。 　同監督は大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオへの対策を問われると「彼らの目線を変えたい。左腕もいるし、左打者を得意とする右腕もいる。だから、シリーズを通してそれをうまく組み合わせていければいい。ショウヘイについては、彼との対戦は常に難しいが、彼のことを抑えられることができる選手がいることを期待している」と話した。 　ヤンキースは今季94勝68敗でア・リーグ最高勝率を記録。ポストシーズンでは地区シリーズでロイヤルズ、リーグ優勝決定シリーズではガーディアンズを退けてワールドシリーズに進出した。「ここ6、8週間でチームが本当にまとまり始めたと感じている。僕が言ってきたように、みんな互いを補い合っている。それぞれが異なる強みを持ち、その日その日で与えられたポジションでうまく機能している。ドジャースのような素晴らしいチームが相手でも、成功するチャンスがある選手が何人もいる」と、チームの強みを口にした。