妊娠中に試合出場も!? 国際女性デーに思い出したい偉業を成し遂げたスポーツ界のヒロインたち
今年も国際女性デーが近づいている。2024年のテーマは「女性に投資を。さらに進展させよう」。でも、スポーツ界に関して言うと、女性に対する否定的な見方が昔からあり、「女子は視聴率を稼げない」「子育てをしながらプロアスリートとして活躍するのは不可能だ」という声はいまも絶えない。そして、私たちウィメンズヘルス編集部は、そういう古臭い考え方に真っ向から反論したい。だって、困難を物ともせずに大きな偉業を成し遂げた女性アスリートはたくさんいるから。イギリス版ウィメンズからみていこう。 【写真】ポジティブな言葉に背中を押される!国際女性デーに読みたいセレブの格言8
FIFA女子ワールドカップの決勝戦を8218万人が観る
2019年のFIFA女子ワールドカップ決勝戦、アメリカ対オランダの試合は世界中で平均8218万人がリアルタイムで観戦していた(2015年の決勝戦の5256万人から56%増)。これで「みんな女子の試合には興味がない」という噂は完全に覆った。
ファロン・シャーロックがダーツ世界選手権で男性を破った初の女性に
2019年12月、英ミルトンキーンズ出身のファロン・シャーロック(当時25歳)はテッド・エヴェッツを3対2で下し、PDCワールド・ダーツ・チャンピオンシップで男性に初めて勝った女性となった。
セリーナ・ウィリアムズが妊娠中に23度目のグランドスラムを達成
女子テニス界の女王セリーナ・ウィリアムズは2019年の全豪オープンで優勝し、史上初23度目のグランドスラムを達成した。後日、この試合の時点でセリーナが妊娠していたことを明かすニュースに世界中が度肝を抜かれた。
ラムラ・アリがソマリア代表のボクサーとして初の金メダルを獲得
ラムラ・アリは1歳のとき、家族全員でソマリアの戦火を逃れ、難民としてイギリスに移住した。そして2019年、“アフリカの角”ソマリア出身のボクサーとして(男女を問わず)初の金メダルを獲得。アフリカのフェザー級チャンピオンとして、2020年東京オリンピックにも出場した。
ジェイミー・チャドウィックがモータースポーツ界で最速の女性に
当時21歳のジェイミー・チャドウィックは2019年、Wシリーズ(女性限定のシリーズ)で初のトロフィーを獲得。『ワイルド・スピード』顔負けのパフォーマンスを披露した。 ※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。