朝乃山、西幕下41枚目 新番付発表、初場所も全休見通し
日本相撲協会は23日、大相撲初場所(1月12日初日・両国国技館)の新番付を発表し、元大関朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)は西幕下41枚目に番付が下がった。初場所も全休する見通しで、来年3月の春場所での復帰に向けてリハビリに励む。 ●春場所は三段目か 初場所も全休すると、春場所では三段目まで番付が落ちるとみられる。不祥事による長期出場停止から再起した2022年名古屋場所以来となる三段目。大相撲人生も三段目から始まっており、またも同じ地位から新たなスタートを切ることになりそうだ。 30歳の朝乃山は今年夏場所で三役に返り咲いたものの、度重なる故障に泣かされている。戦後で幕内経験者が三段目以下に2度転落後、再入幕した例はない。