⑨⑧⑦⑥⑤④③②①でゴール 金沢競馬、馬番の逆の並び
●36万分の1の確率 23日の金沢競馬の9頭立てのレースで、1着から9着までの着順が、馬番の逆順でストレートで並ぶ珍事が起きた。36万2880分の1の確率で、競馬関係者の間で驚きが広がった。 【図表】金沢競馬第1Rの結果 第1Rの1400メートル戦に9頭が出走。1着のクリノキングボスに続き、残り8頭がゼッケン番号の逆順に次々とゴールした。 驚きの声が上がる一方、1着2番人気、2着1番人気、3着は5番人気で、3連単の配当2480円はこの日の全12レース中、7番目にとどまった。 石川県競馬事業局によると、金沢競馬では2000年5月に8頭立てで今回と同様のケースがあった。 全国の地方競馬では2020年2月に佐賀競馬の9頭立てレースで同じ珍事、23年5月には笠松競馬で1~8着が馬番の順となったケースがある。