【映画まとめ】ネットフリックスのおすすめSF映画6選!
壮大なスペースオペラ!『REBEL MOON パート1 炎の子』
『Safari Online』で配信してきたネットフリックスのSF映画をまとめてご紹介! ザック・スナイダー監督が、数十年の構想の末に、満を持して送り出したのが、この『REBEL MOON』2部作。11歳の時に『スター・ウォーズ』の1作目を観て「自分もこんな映画を作りたい!」と映画監督を目指した彼が、その原点を追い求めるように壮大なスペースオペラを完成させた。物語は小さな惑星の村ではじまる。銀河系を支配する帝国のマザーワールドが、その村の農作物を狙って来襲。危機を救うために立ち上がったのは女性戦士のコラだった。このパート1では、巨大なマザーワールドに対し、コラが各地で“ならず者”の戦士をリクルート。少数精鋭の集団を組織し、マザーワールドの提督が組織する軍と激しいバトルを繰り広げる。
「あの時、もしこうしていたら……」を、叶えてくれる!『アダム&アダム』
タイムトラベル映画は、時空を超えた主人公が、行き着いた先の人々とともに何かを“変える”ことが常識だが、本作の場合、タイトルから予想されるように、別の時代の自分と出会う。意外にこのパターンは少ないので、新鮮な感触! 主人公のアダム・リードは、2050年の戦闘機パイロット。その時代はタイムトラベルも使えるようになっているのだが、アダムはある理由から、タイムトラベルの発明を阻止するために2018年へ向かおうとする。しかし事故が原因で、到着したのが2022年。そこで12歳の自分と出会ったことで“2人”は協力してミッションに挑む。12歳のアダムが未来の自分に気づくプロセスもユニークだし、同じDNAを持っていることがカギになったりと、巧妙な展開に引きこまれてしまう。 設定だけ考えればシリアス&ハードだし、ド派手なアクションも盛りこまれるが、作品のムードは軽やかでハートウォーミング。そこも本作の大きな魅力。『スター・ウォーズ』や『ターミネーター』へのオマージュもストレートでわかりやすい。監督は『ナイト ミュージアム』のショーン・レヴィで、大人のアダム役が『デッドプール』のライアン・レイノルズなので、この軽快なノリも名人芸の域(彼らは前作『フリー・ガイ』でも組んでいる)。タイムトラベルものは、何かと辻褄合わせや、禁止ルールなどややこしかったりする。しかし本作はそのあたりもスッキリ作られているので観やすいはず。そして重要なシーンでは感動も用意されるが、そこもサラリと心地よい後味。誰もが「子供時代の自分に何を伝えたい?」と思いを巡らせることだろう。