レアル・マドリードFWヴィニシウス、祖先はカメルーンの民族だった!「分かってよかった。僕たちはカメルーンの人間でもあるんだね」|ラ・リーガ
レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのルーツが、カメルーンにあることが明らかとなった。 19日に行われた2026年ワールドカップ南米予選ブラジル対ウルグアイ(1-1)の試合直前、主役となったのはヴィニシウスだった。ブラジルでは11月20日が黒人意識の日と制定されており、それに際して人種差別と闘うヴィニシウスのルーツを探るためのDNA鑑定が行われ、試合前に発表されている。 ヴィニシウスの祖先は、カメルーンのティカール族だった。 ヴィニシウスはこの結果を受けて、「知らなかったけど、やっと分かったよ」「自分たちがどこから来たのかを知ることは大切だ。大抵のブラジル人は自分たちのルーツを知らない。僕は幸せだよ。僕たちは、カメルーンの人間でもあるんだね」とコメントしている。 294の民族が存在するというカメルーンで、ヴィニシウスのルーツとなるティカール族は、同国西部バメンダの高地に住む民族だ。サトウキビ、キャッサバ、カカオ、コーヒー豆、バナナなどを栽培し、この地域で唯一鍛治も行っている。