市和歌山・小園、センバツ最速153キロなるか 選抜高校野球
出るか、センバツ最速153キロ--。第93回選抜高校野球大会は第7日の26日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦が行われ、第3試合で明豊(大分)と対戦した市和歌山のマウンドに自己最速152キロを誇る右腕・小園健太投手(3年)が登板。大会最速の153キロをマークするかに注目が集まる。 【今大会のホームラン】 市和歌山は23日の1回戦で県岐阜商に1―0でサヨナラ勝ち。先発した小園は最速こそ147キロにとどまったが、被安打4の8奪三振、130球で完封した。 2004年のセンバツからスコアボードでの球速表示が始まり、センバツ最速となる153キロを計測したのは第80回大会(08年)で宇治山田商(三重)の平生拓也と、第84回大会(12年)で優勝した大阪桐蔭の藤浪晋太郎(現阪神)の2人。 高校生の甲子園最速は、07年夏で仙台育英(宮城)の佐藤由規(元ヤクルトなど)、13年夏に済美(愛媛)の安楽智大(現楽天)が155キロをマークしている。【吉見裕都、田中将隆、新井隆一】 ◇全31試合を動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。