J1名古屋 元日本代表GKシュミット・ダニエルの獲得を正式発表!「チームにタイトルもたらす」
J1名古屋は6日、ベルギー1部ヘントから元日本代表GKシュミット・ダニエル(32)が完全移籍で加入することが決定したと発表した。 シュミットはクラブを通じ「皆さん初めまして。このたび、名古屋グランパスに加入することになりましたシュミットダニエルです。この歴史あるクラブのエンブレムを背負って闘えることをとても光栄に思います。名古屋のGKを務めることの責任の重さは自分が想像している以上のものだと思います。それに相応しいGK、相応しい人間になれるように日々努力していきたいと思います。このチームにタイトルをもたらすことができるように自分の持っている力を最大限注ぎ、シーズンが終わった時に皆さんと喜べるように頑張ります。グランパスファミリーの皆さんの声援を受けてプレーするのをとても楽しみにしています」とコメントした。 1メートル97の長身を誇るシュミットは、米国人の父と日本人の母を持つ。宮城の東北学院高から中大に進学し、1年から3年時までは川崎Fの特別指定選手として登録。14年に仙台とプロ契約し、J2熊本、J3松本(当時J2)での武者修行を経て、仙台で正守護神を座を奪ったのちの19年7月にベルギー1部シントトロイデンに移籍した。 23年12月には出場機会を求めてヘントに移籍したが、今季はここまでは公式戦出場5試合にとどまっている。それでも長身を生かしたセーブや足元の技術は今も日本人屈指で、今季限りで退団したランゲラックの後釜としてはこの上ない存在だ。