MJS、給与システムが「PayPay給与受取」を利用したデジタル払いに対応
ミロク情報サービス(MJS)は11月5日、同社が開発・販売する給与システム(MJSシステム)で、PayPayが提供する「PayPay給与受取」の利用を希望する従業員(PayPayユーザー)からの申請に対応すると発表した。 PayPay給与受取は、給与をPayPayアカウントで受け取ることができるサービス。PayPayアカウントで受け取ることで、買い物やオンラインショッピングの支払いに、給与として受け取ったPayPay残高を銀行口座から引き出したりチャージしたりする手間なく、そのまま支払いに使うことが可能となる。自身の銀行口座への送金も可能なため、給与として受け取ったPayPay残高を現金として使うこともできる。 今回、ソフトバンクグループ各社以外の従業員(PayPayユーザー)へのPayPay給与受取サービスの提供にともない、MJSシステムを利用している事業者は、システム改修やバージョンアップ、有償オプション追加を行うことなく、自社の従業員(PayPayユーザー)からPayPay給与受取に必要な情報や同意申請を受付できるようになる。 事業者は、給与のデジタル払いを希望する各従業員から、デジタル給与の支払先となる口座情報や希望する金額(上限20万円まで)、支払開始時期などの必要情報や同意の取得が必要となるが、MJSシステムのワークフロー機能を利用することで、あらかじめ用意されたテンプレートを用いて手間なく簡単に必要な情報と同意を取得することが可能になる。これにより、事業主と従業員双方の給与デジタル払い対応にともなう手続きの負荷軽減と、個々のニーズにあわせた給与払いによる従業員の満足度と利便性の向上を実現する。 なお、MJSのPayPay給与受取サービス対応製品は、「Galileopt DX」「Galileopt NX-Plus」「MJSLINK DX」となる。