Nothing初のオープンイヤー型イヤホン誕生。着け心地を試すべく渋谷を走ってきた
実際に装着して走ってみた
気になるのは、実際にランニングで使ってみた時の使用感。 ということで、さっそくEar (open)を装着して、夜の渋谷の街を走ってみました。 装着感はソフトながら、走っても、首をブンブン振り回しても、外れる心配はなし。 音楽を聴きながらも周囲の人と談笑できるのはもちろんのこと、背後から近づいてくる自転車の音、車の音など、身の危険を知らせてくれる環境音も意識することができました。 音質についてはさらなる検証が必要だと感じましたが、短時間使ってみた印象は良好。低音の領域まで音がクリアに伝わってきました。 Ear (open)の価格は2万4800円。Nothing.techやECサイトで販売中です。
同時に新しいスマートフォンの発売も発表
今回、Ear (open)と同時にNothing.techにて発売開始となるのが、NothingのサブブランドであるCMF by Nothing 初のスマートフォン、 CMF Phone (1)です。 7月にはCMFシリーズ2世代目となるイヤホン「Buds Pro 2」、スマートウォッチ「Watch Pro 2」、そしてPhone (1) が発表されてはいたものの、Phone (1) のみ日本国内での取り扱いが未定となっていました。それがいよいよ満を持しての登場です。 AndroidベースのNothing OS 2.6 搭載機で、4万4,800円とアプローチしやすい価格でありながら充実した機能とパフォーマンスを兼ね備えています。 Media Techと共同開発したCPUは、RAMブースターで最大16ギガバイトになるメモリと合わせてクラス最高峰の高速処理が可能。 メインカメラにはソニー製の50メガピクセルカメラ、フロントカメラには16メガピクセルカメラを搭載しています。 大画面の6.7インチAMOLEDディスプレイを採用し、ピーク輝度はクラス最高レベルの明るさを誇る2000ニトです。 また、CMF Phone (1)の魅力は多彩なカスタマイズ。 背面ケースが取り外せるようになっており、好きな色のケースに交換したり、スタンド、ストラップなど好みのアクセサリーを取りつけることが可能。自分好みのスマホがつくれるのです。 CMF Phone (1) の256GBモデルは 4万4,800円で、ブラック・ライトグリーン・オレンジの3 色展開。 また、IIJmioではCMF Phone (1) の128GBモデルとCMF Budsをセットにした発売記念ボックスを発売。通常価格は39,800円で、期間限定ののりかえ価格なら34,800円となっています。 2020年10月に立ち上がったばかりのNothing Technologyのミッションは「人とテクノロジーの間の障壁を取り除き、シームレスなデジタルフューチャーを創造する」こと。 矢継ぎ早に斬新な製品を世に送り出してきた実績があり、早くも30代を中心とした若い世代から人気を集めています。 その人気の理由のひとつは、やはりNothingの代名詞でもある透明デザイン。その特徴を踏襲したEar (open) は、実際に手に取ってみてワクワクするプロダクトでした。 Source: Nothing Japan, IIJmio
山田ちとら