「生ぬるい結果だ」日本に敗れたイスラエルを母国メディアが酷評!GK小久保が別格の存在感「日本はコクボの恩恵を受けた」【パリ五輪】
パリ五輪で1分1敗とスタートダッシュに失敗したイスラエル代表は、グループステージ第3節で日本と対戦。0-1で敗れ、未勝利のまま大会を去った。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック 不甲斐ない結果を受けて、イスラエルメディア『Y Net』は母国代表を酷評。日本戦では相手を上回る5本の枠内シュートを放ちながらも、後半アディショナルタイムに失点した展開には、厳しく論じた。 「イスラエルはまずまずのパフォーマンスを見せたが、日本戦で終盤に攻撃のギアを上げて決勝点を奪うという試みは高い代償を払った。結局、最後の数分間に見せた守備の甘さは、過去のイスラエル代表チームの失望の痛ましい記憶を呼び起こした」 確かにイスラエルは終盤にチャンスを作ったが、決定機で決めきれなかったことで運動量が落ちていた。そして試合終了間際に足が止まった一瞬の隙を突かれ、細谷真大に決勝ゴールを許している。 結局、1分2敗に終わった大会結果にイスラエルメディアの嘆き節は収まらない。『Y Net』は「生ぬるい結果でパリの旅を終えた」と綴り、『hayom』は「オリンピック大会は日本に0-1で痛恨の敗戦を喫して幕を閉じた。不愉快な話だが、私たちにはそれ以上の価値がなかった」と母国代表の敗退を伝えている。 一方、5本の枠内シュートを打ち、チャンスはあっただけに、イスラエルメディアが目についた日本の選手はGK小久保玲央ブライアン。『hayom』は「193センチの日本の巨人ゴールキーパー」と名付け、『Y Net』は「日本は今回もコクボの優れた能力の恩恵を受けた」と評している。 対戦相手の決定機をことごとく防ぎ、ここまで無失点で乗り切っているGK小久保が次戦でも活躍するか。3連勝でグループDを首位通過した日本は現地時間8月2日、決勝トーナメントの準々決勝でグループC・2位のスペインと対戦する。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]