10月の県内景気動向 4か月ぶり悪化/埼玉県
10月の県内の景気動向指数が4か月ぶりに悪化したことが、帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。 調査は、10月に県内の企業998社を対象に行われ、回答率は、41パーセントでした。 景気動向指数は「43.4」で、前の月と比べて0.1ポイント減少し、4か月ぶりに悪化しました。 一方、先行きの見通しは、「3か月後」に「46.3」、「6か月後」に「46.6」、「1年後」に「48.2」と、これまでと同様、先になるほど上昇しています。 帝国データバンク大宮支店によりますと、今後、金利が高くなることも予想され、法人・個人ともに、慎重な姿勢が見られます。 一方、物価高の勢いはいまだ落ち着きが見えず、中小企業からは「値上げが追いつかない」といった声が非常に多いということです。