「熱海の温泉宿でコンパニオン呼び、飲んで遊んだ」 不正入手したカードを町田で使い現金盗む 千葉市の男逮捕
神奈川県警瀬谷署は28日、窃盗の疑いで、千葉市、無職の男(53)を逮捕した。 逮捕容疑は、2019年7月14日から同17日までの間、東京都町田市のコンビニなどのATMで不正に入手した60代男性のキャッシュカード1枚を使い、4回にわたり現金計131万円を引き出して盗んだ、としている。 署によると、男は「給料が少なかった。盗んだ現金を使い、(静岡県)熱海市の温泉宿でコンパニオンを呼び、朝まで飲んで遊んだ」と供述、容疑を認めている。 男は当時、横浜市瀬谷区の自立支援施設で施設長を務めていた。施設に入所していた60代男性のキャッシュカードを保管し、暗証番号も把握していたといい、無断でカードを持ち出したとみられる。 男は同13日の勤務を最後に行方が分からなくなり、被害に気付いた男性が同年11月、署に被害届を提出。ATMの防犯カメラ映像などから男が浮上した。
神奈川新聞社