【ライブレポート】安田レイ、デビュー以来初中国ワンマンツアー終幕!上海公演のレポートが到着
■中国ファンを魅了する、情熱溢れる圧巻のパフォーマンスを披露 安田レイが、12月11日~15日に中国3都市を巡るワンマンツアー『Rei Yasuda Live Tour 2024-2025 “Invisible Stitches” in CHINA』を開催した。 【画像】ライブで歌い上げる安田レイ 2013年のデビュー以来、海外でのワンマンツアーは初となる。今回は12月11日広州、12月14日上海、12月15日北京での3都市にて公演を実施。最大の動員となった上海公演では700名以上の観客が会場に集まった。開演前のロビーには、安田の楽曲からインスピレーションを受けデザインされた現地ファンからの大きな祝い花が届き、旗に寄せ書きを募るなど、安田の来訪を心待ちにしていた様子がうかがえた。 今回のツアーのために制作されたオリジナルSEに導かれて安田がステージに現れると、会場は大きな歓声に包まれた。1曲目に披露されたのは、ドラマ『モトカレマニア』オープニングテーマの「アシンメトリー」、さらに、「over and over」が伸びやかに歌い上げられ、ライブの幕が上がった。 MCでは中国語で挨拶、そして自己紹介。拙い発音ながらも、慣れない言葉をひと言ずつ丁寧に照れながら安田が語るたび、歓声があがる。「最高のライブにしましょう!」と告げ、披露されたのは、アニメ『魔法科高校の劣等生』エンディングテーマの「Mirror」。パワフルなパフォーマンスに、観客の腕が上がる。テレビアニメ『逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~』エンディングテーマ「Message」、さらに安田が作詞を手掛けた「true colors」が歌い上げられ、会場は温かい空気に包まれた。 「謝謝!」から始まったMCでは、「みんなわたしの言葉伝わってるー?」という問いかけに対し、日本語で「わかるー!」という反応が返ってくる。続くのは、映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ』主題歌「Tweedia」。そして、テレビアニメ『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』エンディングテーマ「through the dark」。劇場版『君と世界が終わる日に FINAL』挿入歌の最新曲「Ray of Light」では、日本でのライブとは違い、客席から掛け声が巻き起こる。続く「Not Enough」もいつものクールで洗練されたパフォーマンスとは違う、熱く、情熱溢れる歌唱となった。 「ここでちょっとクールダウンしましょう」というひと言とともに、中国のテレビアニメ『烈火澆愁』日本語吹替版エンディングテーマ「声のカケラ」がピアノ1本のイントロから始まり、安田が作詞、作曲を務めた「blank sky」、冬の定番曲「Let it Snow」と切なく歌い上げられていく。ドラマ『君と世界が終わる日に』挿入歌で、安田最大の配信ヒットとなった「Not the End」が圧巻のパフォーマンスで披露され、観客を魅了した。 ここで、機材トラブルによるノイズ音が発生してしまっていることに関して、スタッフからアナウンスが入り、安田からも、「こんなトラブルのなか、みんな愛を送ってくれてありがとう。」と告げると、客席からは「大丈夫!」「がんばって!」と温かい声援が届く。思わず感極まり、涙ぐみながら「みんな優しい、感謝します」と告げると心機一転、「ここからは盛り上がっていきましょう!」というひと言とともにテレビアニメ『ラブオールプレー』エンディングテーマの「風の中」が披露される。イントロで安田が上着を脱ぎ捨てると会場のボルテージが一気に上昇し、客席は総立ちとなった。拳を突き上げる安田に呼応し、会場の一体感が高まっていく。テレビアニメ『レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~』オープニングテーマ「blooming」、ピアノのクレハリュウイチとともに作り上げた安田作詞作曲の「Turn the Page」、最新アルバムのタイトルチューンで、多くのアーティストのサウンドプロデュースを手掛けるYaffleとコラボレーションした「Circle」とアップテンポ曲が立て続けに披露され、さらなる熱気に包まれた。 「私の始まりの歌です」そう言って披露されたのは2013年、安田レイとしてソロデビューを果たしたデビューシングル、「Best of my Love」。歌い出しで客席から大合唱が巻き起こり、この日いちばんの盛り上がりを見せた。 アンコールでは、中国でも人気のテレビアニメ『夏目友人帳 陸』エンディングテーマ「きみのうた」。やさしい空気とともに、ラストに披露されたのは、2ndシングルとしてリリースされた安田の代表曲「Brand New Day」。大きな一体感のなか、この日の公演の幕を下ろした。 安田は、2025年1月12日に大阪・梅田シャングリラ、1月19日には東京・渋谷クラブクアトロにて、『Rei Yasuda Live Tour 2024-2025 “Invisible Stitches”』を締め括るフルバンド形式のワンマンライブも決定している。 セットリスト(2024年12月14日 上海商城劇院) 1 アシンメトリー 2 over and over 3 Mirror 4 Message 5 true colors 6 Tweedia 7 through the dark 8 Ray of Light 9 Not Enough 10 声のカケラ 11 blank sky 12 Let It Snow 13 each day each night 14 Not the End 15風の中 16 blooming 17 Turn the Page 18 Circle 19 Best of my Love EN1 きみのうた EN2 Brand New Day
THE FIRST TIMES編集部