日大タックル問題、第三者委が中間報告(全文2)監督公募にも不透明感
今後の調査のスケジュールについて
NHK:すいません、NHKの【ナカムラ 00:39:51】と申します。今後の調査のスケジュール感といいますか、日程に関してなんですけどもヒアリングの対象をまだあるということで、例えば日大の学長であったりとか、田中理事長、そういう方も対象になっているのか、また学生については秋のリーグ戦というのも9月ごろから始まるので、そういう日程感も見据えながら調査をしていくのか、そこを教えてください。 勝丸:すいません、音が反響して正確に入っていないもので、もし私の答えで不十分でしたら、もう一度聞いてくださいませ。最初のご質問は今後のヒアリングの過程で学長などからも聞いていくのかということでございます。これからやっていくことの中心の1つはガバナンスの問題であります。当然ガバナンスの問題をやっていくことになるとしますと、学長が入ってくるというのは当たり前のことだろうと思いますけれども、それに限らずこのラインに入っている方々から広くお話をお伺いしていくことになろうかと思っております。ただ、これからのことでございますので、どこまで聞くことになるのか、誰から聞くことになるのかというのは、これからの課題でございます。それからもう1つがなんでしたっけ。 磯貝:9月のリーグ戦に向けて日程を【****00:41:29】。 勝丸:すいません、ごめんなさい、もう一度2番目の質問をいただけますでしょうか。 NHK:つまり学生たちは秋のリーグ戦の復帰を目指していろいろ活動しているわけですけども、なかなかこの第三者委員会の調査結果が出ないとなかなか再開といいますか、復帰も難しいのではないかという指摘もありまして、その辺のところも踏まえながら調査を進めていくのかというのを伺わせてください。 勝丸:どうも。よく分かりました。失礼しました。新しいチームが、みんなが納得できる形で再編され、秋のリーグ戦に復帰できれば、それはいいことだろうと私どもも思っておりますし、第三者委員会がその足を引っ張るということは適当ではないと思っております。そして私どもの改善案の提出予定は7月下旬でございます。しかし関東学連のほうが聞き及ぶところでは7月17日までに関係資料等を出しなさいと言っておられるということでございます。そうするとそこに若干のタイムラグがあるのを気にしているところでございますけれども、そういう趣旨からも監督推薦、監督の選定を早く進めていただき、しかもその監督が関東学連から見ても、この人なら納得できる、関東学連だけじゃなしに生徒から見ても納得できる、他の監督たちから見ても納得できると、そういうことを早く選んでいただいて、そして新体制をつくっていただければいいなと思っております。 そのために、今日の発言の中で、あえて第三者委員会として監督を選ばれるなら、こういう人を選んでくださいということを、メッセージを伝えたつもりでございます。ほかにもいろいろメッセージあるんでございますけれども、最低限のところ、17日までのところで私どもが今、言えるのはこういう監督にしてほしいということを強くメッセージで送ったわけでございまして、それを受け止めて今後、監督選定の手続きを進めていただきたいと、そう思っております。だから今のご質問で言うなら極めて意識はしておりますが、ちょっとタイムラグの点はどうしようもないので、できる限り手を尽くしたというつもりであります。 【連載】日大・反則タックル問題、第三者委調査結果 全文3へ続く