日大タックル問題、第三者委が中間報告(全文2)監督公募にも不透明感
監督の公募しているが、あらかじめ決まっているのではないのか
フジテレビ:フジテレビ「グッディ!」の広瀬と申します。よろしくお願いします。発表骨子の中にも日大が行っているアメフット部の監督の公募についても書かれていますが、この公募に関して関東学連が26日にあらかじめ決まっている人がいるのではないかという趣旨の内容を会見で話していますが、そういった動きが本当にあるのかどうかということを把握してらっしゃるのかどうか。そうだったとしたならば、どのように受け止めるかというお話を聞かせてください。 勝丸:監督の公募の手続きにつきましては、私も若干、不透明感を持っておりました。その理由は公募の条件というものが必ずしもホームページ上明確ではないということと、選考委員会がまだ決定していない、メンバーが決定してないという点でございます。そういう中で公募という手続きをきちんとできるのかなという点は心配しておりました。 しかし、さはさりながら実際に公募をしまして具体的には聞いておりませんが、極めて多数の応募者があったと聞いております。今後はぜひきちんとした選考委員会を設けて、父母であるとか選手ですね。第一に選手、第二に父母、第三はOBの方々、あるいは周りの人の声も聞いて、透明な形で、透明性が明確に見える形で選考を進めていただきたいと願っております。 これまで先ほど申しましたように若干、不透明感があったところを今後はちょっと挽回して透明な手続きを進めていただきたいなというのが強い願いであります。まだ選考委員会が決まったのかどうか聞いておりませんけれども、ぜひ外部の方を入れて、誰が見てもこの人なら納得できると、そういうふうな監督を選んでいただきたいと思っております。 フジテレビ:69人の応募があったと日大側が発表しておりまして一部報道では京都大学の元監督の水野さんの名前も出ていらっしゃったりと、そういった中で今後この選考の中で本当に透明性を持って選考がされるかということに関して、どんな人が応募し、そしてどのようにして選考が行われていくかということ、まだ現段階では把握なさってないとは思いますが、どのようにしてそこに関わっていきたいんだというふうに考えてらっしゃいますか。 勝丸:今後の選考の問題ですけども今、水野監督の話が出ましたが、私は水野監督が応募されたかどうかニュースでしか確認していないんでございますが、もしそれが本当なら私もお会いしたことはございませんけども有名な方ですので、日大フェニックスも捨てたもんじゃないなと、ちょっとびっくりしているところでございます。いずれにせよ大勢の方を選考していく上で選考手続きの透明性、きちんとした形でどういう基準を持って選考しているのか、あるいはどういう方が選考していくのか、ということが大事でございますので、今後も日大のほうには注文をつけ、あるいはまた皆さま方から見ても納得のできる選考手続き、目に見える選考手続きをやってほしいなと強く願っております。本当に水野さんの話は正直な話、ちょっとびっくりいたしました。以上であります。 フジテレビ:ありがとうございました。 司会:ほかにございますでしょうか。