【NFL】チーフスQBマホームズはエリートだが、自分たちもエリートのディフェンスだとレイブンズLBスミス
レイブンズの守備コーディネーター(DC)マイク・マクドナルドが予測不可能な手法でプレッシャーを作り上げたことは称賛に値するが、このユニットの強さは才能ある選手たちに尽きる。2022年にスミスを獲得したのは大胆かつ実りある動きで、ラインバッカー陣とディフェンス全体を向上させ、セーフティ(S)カイル・ハミルトンが成長し続けたことで、レイブンズはバックエンドにゲームの行方を変える力のある選手を得た。
レイブンズディフェンスはチーフスを倒すためにすべてのパーツを必要としている。伝統的に爆発的なオフェンスを持つチーフスは、今シーズンの大部分では以前と同じようなパフォーマンスを見せていなかったものの、ポストシーズンに入ってついに調子を取り戻し、プレーオフの2試合でそれぞれ26点と27点をマーク。マホームズはリズムをつかみ、再びフットボール界で最も恐れられるシグナルコーラーの1人となっており、これはレイブンズのディフェンスにとって難しい課題となる。
この課題解決のためには、レイブンズはマホームズを一番のターゲットであるタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーから遠ざける必要があり、その責任は試合の大半でハミルトンの肩にかかることになるだろう。
ハミルトンは水曜日にケルシーについてこう述べた。
「彼(ケルシー)はこのリーグで最高の選手だ。俺が覚えている限りずっと素晴らしい選手だ――このレベルで彼を見始めてからずっとね。彼が今までに獲得してきたリスペクトはすべて正当なもの。チャレンジになるだろう。俺は彼を封じ込める計画の一部だけれど、同時にそれはチーム全体の努力があって初めてうまくいく」
レイブンズディフェンスはまた、チーフスの強みであるショートパスに対抗する方法を見つけなければならないだろう。そのためにレイブンズは、レギュラーシーズン中にサンフランシスコ・49ersのQBブロック・パーディーを混乱させ、マイアミ・ドルフィンズのQBトゥア・タゴヴァイロアを苦しめ続けたのと同じプレッシャーをかけた上に、ディビジョナルラウンドで34対10に抑えてヒューストン・テキサンズのC.J.ストラウドを無力化させたのと同じプレッシャーを生み出す必要がある。