「息子にごめんね」母親は涙流し判決に悔しさ‥放課後デイ送迎中に中学生死亡 元職員が『猶予付き判決』に遺族「私たちは何を信じたらいいのか」被告から謝罪なく「許せない」
事故発生から被告は「謝罪なし」
亜佳里さんによると、事故発生から2年が経過しますが、未だに被告からの謝罪はないと言います。 (悠生さんの母親 清水亜佳里さん)「かなり本当に悪質だと思っていますし、被告は悪びれることなく今日まで謝罪もしていませんし、息子に会って手を合わせたり、線香や花1本も持ってきたりしていません。自分たちがきちんと仕事をしていなくて子どもが亡くなったこと、そのことに向き合うことなく謝罪することなく来ていることに私は本当に許せないです」
母親は涙流し「息子にごめんね」
執行猶予付きの判決を受け、亜佳里さんは涙を流しながら、「息子にごめんねとしか言いようがない」などと話しました。 (悠生さんの母親 清水亜佳里さん) 「少しでも社会とのつながりを感じながら成長していけたらと思って預けていた放課後デイサービスで、そのようなことになって息子にごめんねとしか言いようがないです。死亡したことに関しても不誠実な対応をし続けて、信用していたのに裏切られた気持ちでいっぱいです。二度とこのような事故が起こらないよう祈っています」
父親も判決に「納得できない」
父親の悠路さんも、判決に納得できない思いを話しました。 (父親の悠路さん)「危ない状態を続けているとは夢にも思っていなかった。しっかり対応していればあり得ない。それを隠しながら、危険な状態を続けていたんですね。今回の執行猶予付きの判決は納得できない。私たちが納得できないだけじゃなく、まともにやっている施設に失礼じゃないかと思います」