脱線事故で全国の鉄道に国が点検指示 JR北海道ではまたトラブル
JR函館線での脱線事故を受け、中野洋昌国土交通相は19日の閣議後会見で「安全確保は鉄道事業者にとってもっとも重要な使命だ」として、全国の鉄道会社などに注意喚起や必要な点検をするよう指示した、と明らかにした。 一方で、19日午後1時半ごろには、JR北海道の室蘭線静狩―小幌間の下り線で、レール同士をつなぐ部品が傷ついているのを保線作業員が発見、応急処置をした。この影響で函館発札幌行きの特急2本に最大1時間41分の遅れが出て、約430人に影響が及んだ。
朝日新聞社