Meta QuestでWordとExcelを体験!VRが予想外の「集中部屋」に進化していた #TrendBuzz
XRヘッドセット「Meta Quest」シリーズ向けのMicrosoft Officeアプリが2023年12月14日にリリースされました。 Meta QuestでWordとExcelを体験!VRが予想外の「集中部屋」に進化していた #TrendBuzz 定番のアプリで文書作成を行なえるようになることで、「バーチャル空間で仕事をする」世界は近づくのでしょうか? 早速Meta Quest 3を使って試してみました。
おなじみのOffice画面が仮想空間に出現
Meta Quest版のOfficeは、Meta QuestのアプリストアからWord、Excel、PowerPointそれぞれを無料で入手可能。 アプリのインストール後、Microsoftアカウントでサインインすると、ファイルを新規作成したり、OneDriveに保存されているファイルを選んで開いたりできる画面が表示されます。 Wordファイルを新規作成すると、PC版でおなじみの画面が仮想空間のウィンドウに出現。画面構成もPCとおおむね同じなので、迷うことなく操作できそうです。 画面上部に表示されるリボンは、初期状態ではシンプルな1行の表示になっていますが、すべての項目を表示する「クラシックリボン」に切り替えることもできます。 また、Wordについてはダークモードとライトモードを選択することも可能になっていました。
キーボードをVR空間内に持ち込む
Meta Questは、物理キーボードをVR空間上にキーボードを表示させる「トラッキングキーボード」の機能を備えているので、対応するキーボードを持っていれば、いつも使っているキーボードをVR空間内に持ち込むことも可能。 現実の物理キーボードが置かれている場所に3Dのキーボードが現れ、自分の手は実際の映像が表示されるので、手元を確認できる状態で文字入力が可能になります。 また、手の動きでさまざまな操作をおこなうジェスチャーコントロールを使うことで、コントローラーを持つことなく編集メニューの操作などを行なうことができます。 ExcelおよびPowerPointも、おなじみの画面でアプリが表示されます。Excelは、リボンの表示を「クラシックリボン」にしてすべての項目を表示したほうが操作しやすいかもしれません。 大画面に投影することを前提としたパワポのスライド資料は、VR空間の大きなウィンドウで作業することで完成時の見え方をイメージしやすくなるのがメリットだと感じました。 作成したファイルはOneDriveに保存されるので、PCで作業を引き継ぎたい場合にもスムーズです。