Meta QuestでWordとExcelを体験!VRが予想外の「集中部屋」に進化していた #TrendBuzz
複数のウィンドウを並べて作業することも可能
Meta Questでは最大3つの画面を並べて表示できるので、Excelで資料を表示し、ブラウザで調べものをしながらWordで文章を書くといったことも可能です。 ウィンドウの表示は、湾曲した大きなウィンドウが並ぶ形式のほかに、平面的なウィンドウが横に並んだ形式を選ぶことも可能。PCの見た目に近い表示が好きな場合はこちらを選ぶといいかもしれません。
“集中部屋”のように使うならアリかも
Officeアプリを使えるようになったことで「VRで仕事をする」世界が訪れたかというと、「ヘッドセットを丸一日被って作業するような使い方はまだ厳しい」というのが正直な印象です。 Quest 3は先代モデルのQuest 2に比べて薄型化され、前後のバランスも改善されたので、被ったときの「ズシッ」とくる感覚はだいぶ薄れましたが、それでも500gを超える端末を頭につけていることには変わりありません。 とはいえ、比較的短時間の作業を前提とした使い方であれば、XRデバイスが選択肢のひとつになり得る段階にはきていると感じました。 たとえば、周囲の余計なものが目に入らない環境で集中して作業をしたいときの「こもり部屋」として使ったり、出張先などで大きな画面で作業したい場合に活用したりするのであれば、十分にメリットを生かせるはずです。 XR空間で仕事をする世界は、少しずつ現実味を帯びてきているようです。 Source: Meta
酒井麻里子