60代独身で貯金が「500万円」です。他の60代の人たちはどれくらい貯金していますか?
貯蓄の割合を増やすためのポイント
収入のうち何%貯蓄をすると決めたら、まずは自身の収入にその割合を乗じて、月々貯金する金額を決めましょう。 貯金する金額を決めたら、次に、収入と支出の割合を家計簿などで把握しましょう。 その際に、支出が上回っていた場合の対処法は、以下の通りです。 ・生活費(食費・水道光熱費・通信費など)を見直す ・生命保険を見直す ・車の保有が本当に必要か見直す 収支管理を行わないと、浪費に気づけない場合もあります。 ぜひ一度、自分が何にお金をかけているのかを可視化してみることをおすすめします。 また、支出を減らせない場合には、アルバイトなどで収入を増やす方法もあるでしょう。
迫る定年退職後に向けて、計画的な貯金をしましょう
60代独身の方で貯金が500万円の場合は、同じ60代の方に比べて、貯蓄は多いほうであるといえます。 しかし、老後の資金や急な出費が出た場合などを考えると、これからも貯蓄を続けていったほうがよいでしょう。 「実際、どれくらい貯蓄したらよいのか分からない」という方は、同年代の方の貯蓄の平均割合が10%ですので、同じ割合を目標にして家計管理を行ってみることをおすすめします。 出典 金融庁 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」2.基本的な視点及び考え方 (1)長寿化に伴い、資産寿命を延ばすことが必要 (21ページ) 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]各種分類別データ(令和4年) 表番号4.金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 表番号8.年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合(金融資産保有世帯) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部