「この部分の耐荷重が気になる」猫様お気に入りの換気扇の上 メーカーの回答に反響 「そこをニャンとか」
「ラップでパック」
スリム型のレンジフードの〝ひさし〟は、ネコが乗るだけでなく、ホコリもたまりそうですが、「実はブーツ型よりも、油の付着する面積が少なくなったので、スリムタイプの方がお手入れは簡単です」。 お手入れする目安は「月に1回、軽く拭き掃除する」と良いとのこと。 そこまでできない……という方のために、放置した汚れを落とす方法も聞きました。 キッチンの頑固汚れ用のアルカリ性スプレーは、レンジフードの塗装がとれやすくなるため使うのは避けた方が良いそうです。その代わり、「中性洗剤をお湯に溶かして、スポンジを浸して軽く絞って拭く」のがベスト。 それでも落ちない、こびりついた汚れには「キッチンペーパーを中性洗剤を溶かしたお湯に浸して、絞って、貼り付ける。その上からラップで〝パック〟すると、格段に落ちやすくなります」。 そこまで聞いても、やっぱり「ネコが乗れない〝ひさし〟なんていらない!」という方には、トッププレート自体の奥行きをスリムにして、レンジフードの〝ひさし〟を出づらくした商品もあるとのことです。
「『お客様』に対応するのは『猫様』」
ユニークな回答で話題になったパナソニックのX投稿。担当していたコミュニケーション企画室の眞鍋優子さんは「パナソニックは家電のイメージがあり、住まいのパナソニックはグループ内で見ると、なかなか認知されにくいアカウントだったのですが、皆さんの関心事から存在を知っていただけて大変うれしく思います」と話します。 話題になった「猫様」呼称ですが、実は眞鍋さんも「愛猫家」で、回答を作る際に、「なんてお呼びしたらいいのか?」と考えた末、「『お客様』に対応するのは『猫様』だ」と思いついたと言います。 ちなみに眞鍋さんの家の猫様は「小さい頃はレンジフードに乗るのが好きだった」とのこと。しかし3歳になり、大きくなるにつれてだんだんと飽きたのか、乗らなくなっていったそうです。 投稿した回答が話題になった後、「ダメなんですけど、試しに」レンジフードに乗せようとしてみたところ嫌がったとのことで、「個体の性格や年齢にもよるのだろうなと思います」。 眞鍋さんは普段からSNSではフォロワーさんなどからの返信に寄り添った回答を心掛けていると言い、今回もXに集まった「80点以上の猫様の画像」はすべて見たとのこと。メーカーの立場として反応しづらいものに返信できなかった心苦しさを感じつつ、「世界中の猫様が幸せでありますようにと願っております」と話していました。