本州の人気店が札幌・すすきのに続々進出…そのワケと緻密な戦略を経済キャップ森永記者が紐解く
大人気焼き鳥店・秘伝の「SNS戦略」
(森永記者)「オープンしたばかりの焼鳥どんですが、店の前に等身大の男性のパネルが設置されています」 すすきのに10月オープンした焼き鳥店。 笑顔で迎えるこちらの男性はー その正体は、東京に5店舗の焼き鳥店を展開するオーナー。
SNSのフォロワー数は70万人を超える有名人です。 その人気店が札幌に初進出しました。 (森永記者)「(看板)結構目立ちますね?」 (焼鳥どん 札幌すすきの店 小林拳さん)「名物にしたいなと思って、本部の許可をもらう前に勝手に作ってしまいました」 こだわりはもちろん料理にも!
炭火で丁寧に焼きあげた焼き鳥にー ほろほろの鶏のもも肉が入った煮込み。 客のほとんどが頼むという人気商品です。
そして、居酒屋の定番・ホッピーはほとんどが焼酎!! 「安く楽しんでもらいたい」という店の心意気です。 (客)「最近SNSでいっぱい出てきて気になって。東京から大阪ではなくて北海道に来てくれるというのはうれしい」 (客)「日垣さんのファンなので来られてよかったです。TikTokはアカウントを開設したときくらいから見ています」
東京から遠く離れた地域でも店のことを知ってもらえるのが、SNSの最大の強みだと言います。 (焼鳥どん 日垣宏章オーナー)「SNSの宣伝力は大きいと思っていますので、札幌自体は大きな商圏規模で、焼き鳥は日本の文化で根付いていて、焼鳥どんが北海道に行けばあたたかく受け入れてくれるのではと」
”日本一”のハンバーガー⁉世界大会に連続出場の店もすすきのをターゲットに!
いい香りにそそられて向かった先はー 9月にオープンしたハンバーガー店「ショウグンバーガー」です。 店で使うのは、和牛100パーセントのあらびき肉。 そして、極めつけは!
肉を押しつぶして焼く「スマッシュ製法」を採用。 表面はカリっとした肉肉しいパテが贅沢にも2枚! いちばん人気のダブルチーズバーガーです。 (客)「肉汁もたっぷりですし、牛の味がしっかりしておいしいです」 (森永記者)「日本一になったって知ってました?」 (客)「そうなんですか?すご!」