大型トレードが正式に成立…タウンズがミネソタへ感謝「これからもずっと特別な場所」
10月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ニューヨーク・ニックス、ミネソタ・ティンバーウルブズ、シャーロット・ホーネッツの3チームがトレードで退団した選手、新たに加入した選手を発表した。 【動画】タウンズが古巣ウルブズへ感謝 これによって、9月28日に合意と『The Athletic』、『ESPN』が報じたカール・アンソニー・タウンズが絡んだ3チーム間の大型トレードが、ようやく正式に成立した。3チーム間トレードの詳細は下記のとおり。
■正式に成立した3チーム間トレードの詳細
・ニックス獲得 カール・アンソニー・タウンズ(←ウルブズ) ジェームズ・ナジの交渉権(←ホーネッツ) ・ウルブズ獲得 ジュリアス・ランドル(←ニックス) ドンテ・ディビンチェンゾ(←ニックス) ケイタ・ベイツ・ジョップ(←ニックス) 2025年のドラフト1巡目指名権(←ニックス/デトロイト・ピストンズ経由) ※条件付き ・ホーネッツ獲得 チャーリー・ブラウンJr.(←ニックス/サイン&トレード) デイクワン・ジェフリーズ(←ニックス/サイン&トレード) デュエン・ワシントンJr.(←ニックス/サイン&トレード) 2025年のドラフト2巡目指名権(←ウルブズ) 2026、2031年のドラフト2巡目指名権(←ニックス) 金銭 このトレード最大の目玉タウンズは、自身のソーシャルメディアで2015年のドラフト時から9シーズン所属してきたウルブズへ感謝を綴った。 「ティンバーウルブズ・ファミリーへ。僕は9年前、夢を抱いた若者としてミネソタへやって来た。ここが僕のホームになって、みんなが自分の家族になるなんて思いもしなかった。みんなの愛情とサポート、揺るぎない忠誠心が僕の旅において燃料になり、ベストプレーヤーになるんだと突き動かしてくれた。この街はこれからもずっと、僕の心の中で特別な場所であり続ける。本当にありがとう」 タウンズは以前ウルブズで指揮を執っていたトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)とニックスで再会する。新たにジェイレン・ブランソンやミケル・ブリッジズ、OG・アヌノビー、ジョシュ・ハートらとチャンピオンシップ獲得を目指して戦っていく。 ブランソンはタウンズと共闘する可能性について「もちろん、考えてみたよ。彼が加わることで、このチームに新たな武器、相手ディフェンスにつけこむもう1つの方法が加わることになる」と、期待を寄せていた。 一方のウルブズも、オールスターとオールNBAチームに複数回選ばれた実績を持つパワーフォワードのランドル、シュート力のあるウイングのディビンチェンゾが加入。 ホーネッツは3選手と複数のドラフト指名権、金銭を獲得し、チーム再建に向けた選択肢を増やすこととなった。 12月20日にタウンズがターゲット・センター、2025年1月18日にはランドルとディビンチェンゾがマディソン・スクエア・ガーデンへ対戦相手となってそれぞれ凱旋するだけに、注目を集めることになりそうだ。
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