「レベルすごすぎ」「感動で涙が」 ツイードをゼロから織って…… ハンドメイドの概念を覆す“とんでもない作品”が248万再生
女子大生がツイードジャケットを生地から織って作る様子がInstagramで公開され、大きな話題になっています。完成品のクオリティーや服作りへの情熱に注目が集まり、動画は記事執筆時点で248万回以上再生されました。これぞまさに、圧巻……! 【画像】完成した作品 投稿者は、小学生のころからお裁縫が好きだったというMayo Suzuki(@suzu_mayo)さんです。Mayoさんは中学1年生から独学で服作りを始めており、現在は美大の服飾系学科で学びながら洋服のメイキング動画をSNSで発信したり、自作の型紙やワンピースを販売したりと活躍しています。
ツイード生地を、織る……!?
今回Mayoさんが制作するのは、淡いピンクがかわいらしい印象のツイードジャケットです。なんと、動画は木製の機織り機でツイード生地を3メートルほど織るところからスタート。織り機は大学から借りて制作したそうです。この時点でもうすごい……! 次に、トルソーを使って仮縫いのサンプルである“トワル”を組みます。今回のジャケットは、軽やかに着られるショート丈にすることに。トワルを外し、紙に写して型紙を作ります。 先ほど織ったツイード生地とラベンダーカラーの裏地を型紙に合わせて裁断。自分で織ったツイード生地を切るシーンには「ちょっと緊張した」とおちゃめなコメントが添えられていました。 裁断を終えたら、ミシンで縫い合わせていきます。縫ってはアイロンで整えることを繰り返し、手縫いで裏地を縫い付けたら、淡い色合いがすてきなジャケットが出来上がりました。
ボタンまで手作りするこだわりの一着
しかし、作業はまだまだ終わりません。なんとMayoさんは、ジャケットにあしらうボタンまで手作りするそうです。 石粉粘土をパンジーの形に形成したら、1つずつ筆でていねいに着色してボタン足を接着します。ネイル用のジェルでコーティングし、中央部分にラインストーンを付けると……キラキラ輝くパンジーの手作りボタンができました。 さらに、その周りに付ける小さなお花も手作りします。こちらも布を染めるところからこだわりぬいて作業し、ボタンと一緒にジャケットに縫い付けました。 そしてついに、レトロかわいいパンジーボタンのツイードジャケットが完成! Mayoさんは生地もボタンも世界に1つだけの特別な一着を、以前作った黒のフレアスカートに合わせて披露しました。上品な色合い、胸元や袖口に咲くパンジーの華やかさが、Mayoさんにとっても良くお似合いです!