東京国際大・エティーリが2区で爆走! 1時間5分31秒の区間新「とてもうれしいです」/箱根駅伝
◇第101回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km) 第101回箱根駅伝が行われ、2区は東京国際大・リチャード・エティーリ(2年)が1時間5分31秒の区間新記録で区間賞に輝いた。 【レース速報中】箱根駅伝の展開をこちらからチェック! 5000m、10000m、20km、ハーフマラソンで学生記録を持つエティーリ。初登場となった箱根路で14位でタスキを受けると、ぐんぐんと前を行くランナーを抜いていく。 7.4km付近で3位の駒大・篠原倖太朗(4年)に追いつき並走すると、2位の早大・山口智規(3年)を捕らえる。16km手前で篠原を突き放して独走。最後はともに従来区間記録を上回った青学大・黒田朝日(3年)と創価大・吉田響(4年)に追い上げられたが、区間賞は譲らなかった。 前回は予選会で転倒もあり、チームはわずか3秒差で涙を飲んだ。今回も予選会では脇腹痛の影響で個人11位と不本意な結果が続いていた。初の箱根路で驚異的な走りを見せ、「とてもうれしいです。とても、とてもタフでした」と話していた。 東京国際大は昨年11月に、創部から携わった横溝三郎監督が肝臓がんのため84歳で逝去。今大会は左胸に喪章を着用して臨んでいる。
月陸編集部