「西高魂」見せつけて 熊本西で推戴式 全校生徒700人がエール /熊本
<センバツ高校野球> 第91回選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場する熊本西(熊本市西区)で11日、野球部を激励する推戴(すいたい)式が開かれた。全校生徒約700人が、甲子園への出発を間近に控えた選手たちに「自信を持って悔いなく頑張って」とエールを送った。 体育館に入るとともに、大きな拍手で迎えられた選手たち。生徒会長の牧寺直樹さん(2年)は、野球部が夏の甲子園に初出場した1985年を引き合いに「私たちも85年以上の応援をする。球場で『西高魂』を見せつけてほしい」と激励。野球部の霜上幸太郎主将(2年)は「皆さんの応援に対して感謝の気持ちを忘れず、甲子園で戦ってきます」と力強く宣言した。 最後は教職員を含めた全員で学校伝統の応援歌を熱唱し、開幕まで約2週間に迫った大舞台に向け気持ちを高めていた。【清水晃平】