【大分】大分は発電量日本一! “地熱発電所”の新設目指し掘削調査
大分朝日放送
地熱による発電量、日本一の大分県。 新たな地熱発電所の建設を目指して、九重町で調査が進められています。 14日、報道陣に地熱資源調査の現場が公開されました。 調査は大分県九重町の泉水山の北側、11.1平方キロメートルの土地で、九電みらいエナジーが行っています。 付近に国内最大出力を誇る八丁原発電所があり、周辺の井戸からは200℃以上の蒸気が噴出していることなどから地熱資源の存在が期待されています。 2022年に地表の調査に着手。 15日からは掘削調査がはじまり、地下の地質や温度、圧力を調べて資源の存在を確認します。 九電みらいエナジー 藤本顕治地熱開発部長「掘削してみないと分かりませんが、非常にいい資源が出るものと期待しています」 「調査井」と呼ばれる井戸を1本掘るのに約1年かかりますが、掘削する本数は状況次第で変動するそうです。 掘削調査で地熱資源が確認されると、資源量の評価や環境アセスメントを実施した上で、発電所の建設に取り掛かります。