【囲碁】女流トップ棋士4人が和服姿で登場 藤沢里菜女流本因坊「タイトル戦でもやってみたい」
囲碁のトップ女流棋士4人が和服姿で初めて対局する「女流囲碁アマノ杯青龍戦」(優勝賞金250万円)が7日、横浜市「三渓園」で行われた。1手30秒の早碁で午前中の準決勝、藤沢里菜女流本因坊(26)対上野梨紗女流棋聖(18)戦、上野愛咲美女流立葵杯(23)対謝依旻七段(35)の後、午後からは勝った藤沢と上野愛で決勝が行われ、藤沢が優勝した。 初の和服姿とあって、参加者は午前8時ごろから約2時間かけて髪のセット、お化粧、着付けをした。着飾った姿で華やかに対局を演出した。 藤沢は、「タイトル戦だと和室で正座というイメージがあるので、むしろ和服の方が合う。私は和服を持っていないし、タイトル戦で対戦相手が了承したら和服での対局もありです」と話した。 来年1月には防衛戦を控えている上野梨も「思ったより楽でした。気持ちも引き締まって、対局に集中できました。長時間の対局だと苦しいでしょうが、早碁のタイトル戦なら私は和服でやってみたい」と意欲的。謝も上野愛も同じようなことを話しており、参加棋士には好評だった。