白昼ミサイル攻撃で13人死亡 ロシア軍ザポリージャを空爆
ザポリージャ、ウクライナ、1月9日 (AP) ― ウクライナ南部の都市ザポリージャに対するロシアのミサイル攻撃で、少なくとも民間人13人が死亡、30数人が重軽傷を負った。ウクライナ大統領府が1月8日、明らかにした。 ゼレンスキー大統領は、「テレグラム」チャンネルに空爆直後の修羅場の映像を投稿し、死者の数は今後増えることが予想されると述べた。 白昼のミサイル攻撃の直前、ザポリージャ州のフェドロフ知事は「高速ミサイル」と「滑空爆弾」が同州に向けて発射される可能性を警告した。 同知事によれば、ロシア軍はこの日の午後、ザポリージャに滑空爆弾を発射。少なくとも2発のが市内の住宅を直撃したという。 ロシアはおよそ3年に及ぶ戦争で、民間人地区への空爆を頻繁に行ってきた。 第2次世界大戦以降ヨーロッパ最大の紛争で、これまでにウクライナとロシア両国で、数万人の市民が犠牲になっている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)