2000円台でAirTagと同機能!しかも薄いカード型だから財布にぴったり!
万一の事故や防犯に備えて活用している人が増えているスマートタグ。大事なモノの所在をスマホを使ってリアルタイムで確認できる便利アイテムです。貴重品や愛車の盗難・紛失に備えるのはもちろん、渡航が多い人ならロストバゲージ対策としても有効。現在は各社からさまざまなタイプが登場し、選択の幅もずいぶん広がっています。 【IPX6の防水設計だから突然の雨に濡れても故障や破損の不安なし】 たとえばこれまではiPhoneユーザーで純正AirTagを選ぶのが王道でしたが、近頃はAppleの“探す”機能が使えるサードパーティ製の製品も続々登場。 今回紹介するバッファロー「スマートトラッカー BSST01BK」(2980円)もそのひとつで、最大のポイントは2.4mm厚の薄型スリムなカードサイズ。財布やICカード、パスポートケースにもすんなり収まるからさまざまなシーンで活用できます。
カードサイズで、手持ちアイテムにスッと入れられます
世界中のAppleデバイスと連携、GPSを使うことなく位置情報を取得できるAirTag。小さく軽く屋外使用もOKと頼もしいスペックはさすがApple純正…なのですが、ちょっと惜しいのが独特のフォルム。厚みのある円盤型はそのままでは少々扱いにくく、価格も少しお高い印象。 そんな問題をクリアしているのが今回ご紹介の「スマートトラッカー BSST01BK」。Amazon限定商品としてこの夏発売の新商品です。本体は84×54mmのカードサイズで、厚みも2.4mmの薄型設計。財布やパスポートケース、またバッグやPC用インナーケースのポケットなどにもかさばることなく収まるし、IPX6の防水設計だから突然の雨に濡れても故障や破損の不安なし。市販のカードケースやパスケースなどに入れれば、さらに活躍の場は広がります。 位置情報の捕捉にはAirTagと同じ技術が使われているため、取り付けたモノの所在を確認するにはAppleの「探す」アプリを使用します。取り付けたモノがユーザーから離れた時にプッシュ通知で知らせるよう設定することもできるし、「この部屋のどこかにあるはずなのに、なぜか見当たらない…」なんて時は本体搭載のスピーカーから音を鳴らして捜索することも可能。万一の盗難や失くし物に気づいた時は“紛失モード”に切り替えれば、あらかじめ登録しておいた端末に検出された位置情報を通知することも可能です。 ただし他のサードパーティ製製品と同じく、iPhone(11シリーズ以降、SEは非対応)に搭載されているU1チップにより室内での距離・方向を正確にとらえる“UWB(Ultra Wide Band)機能”には非対応。アプリの画面を介して室内で正確な位置を見つけることはできませんが、捜索のヒントとして音を鳴らすことができるのであればそこまで困るシーンはなさそうです。 重量は持ち歩きが苦にならない12g、四隅の角を落としたデザインでサイフやケースからの出し入れもしやすく、表面に施したシボ加工のおかげで傷が目立ちにくいのもうれしいポイント。なお、電源は内蔵バッテリーで駆動する使い切りタイプで、バッテリー寿命は最大3年間となっています。
<文/&GP>